ランドセルや学習机は長く使うものですから、失敗しないように賢くチョイスしたいですね。
ランドセル選びで知っておきたい5つの項目をご紹介します。
高学年になってもランドセルを使う小学校なら、飽きのこない長く使える色やデザインを。低・中学年までなら、お子さまの好きな色・デザインを選んでもよいでしょう。
ランドセルに使われる素材は、大きく分けて、人口皮革(クラリーノなど)、牛革、コードバン(馬のお尻の革)の3種類。
耐久性や仕様は商品ごとに違いますが、基本的な特徴を把握しておきましょう。
人口皮革...軽く、カラー・デザインが豊富
牛革...やや重く、カラー・デザインの選択肢は少なめ
コードバン...重く、カラー・デザインの選択肢はかなり少ない
上でご紹介した素材による物質的な重量だけでなく、実際に背負ったときの体感もランドセル選びには大切です。
ランドセルの修理をしたことのあるおうちのかたは意外と多いようです。壊れたときの対応をしっかり確認しておきましょう。
最近の主流は、A4フラットファイルが入るサイズです。これはA4のプリント用のクリアファイルやフラットファイルを無理なく入れられるサイズです。
暗い道でも車のライトなどを反射して光る「反射板(リフレクター)」や、防犯ブザーをつけるための金具などが付いているランドセルが今は多くあります。
ランドセルを購入する時期は、年長さんの秋から2月ごろが多いようです。また、販売数の少ない工房系のランドセルや、人気のカラーは品切れになることがあるので早めに購入される方が安心です。
学習机については、全国の小学1・2年生のお子さまをもつ保護者を対象にしたアンケートでは、約60%のご家庭が入学前に購入されていました(そのうち約34%は親せきや知人に購入してもらった)。
一方、約35%が入学時には購入しないと回答。低学年のうちはリビングのテーブルなどで宿題をさせているご家庭も多いようです。
学習机を購入する際に注意したいポイントは、作業スペースが十分にあり、利き手に合っているかどうか。机といすの高さが体に合っていることも重要です。
また、いすが合わないと疲れやすかったり落ち着かなかったりして集中力を妨げることがあるので、いす選びは慎重に! 回るいすは学習には不向きです。背もたれが背中につくか、高さが調節できて足が床にぴったりつくかどうかチェックしましょう。
この他、入学準備としては、入学式までの行事予定を把握したり、入学式の洋服を用意したりなどたくさんあります。お子さまと笑顔で入学式を迎えられるように、少しずつ入学準備を進めていきましょう。
ラーニングパーク