ご入園・ご入学おめでとうございます。
子どもさんの成長は早いもので、これからがますます楽しみですね。
さて、お子さんの入園や入学は楽しみですが、そのための準備が沢山必要です。
こちらでは、お子さんを入園・入学をさせることになったお父さん・お母さんのために必要な情報をまとめました。
入園や入学は、子供の成長の節目としてとても大事な区切りの行事です。
でも子育て初体験のお父さんやお母さんにとっては、知りたいことが沢山あるはずです。
こちらでは、少しでもそんな不安やお悩みを解消できれば・・・と考えております。
ぜひご参考に!
これからお子さんが通う場所になる幼稚園・保育園・小学校ってどんなところ?
★幼稚園・保育園・保育所とは?
「幼稚園」は文部科学省管轄の学校教育法に基づく教育施設(学校)であるのに対して、「保育所」は厚生労働省が管轄する児童福祉法に基づく児童福祉施設です。
「保育園」というのは、幼稚園に対応した呼び名で、「保育所」というのが正しい名称です。
「幼稚園」は、満3歳から満5歳で入園し、2年保育と3年保育があります。
保育にあたるのは幼稚園教諭の資格を持つ教員です。国立の幼稚園は大学などの教育機関に併設して設置されることが多く、全国でも国立幼稚園の数は少なく、1都道府県に1園程度です。圧倒的に多いのは私立幼稚園で、全国の幼稚園のほぼ6割は私立幼稚園です。一般に公立幼稚園は2年保育のところが多く、3年保育は私立幼稚園が多いと言われています。
「保育所」は、親が働いているなどの理由がある場合に、親に代わって子供の面倒を見てくれるという保育をメインにした施設です。「保育所」で保育に当たるのは「保育士」の国家資格を持つ保育士です。
幼稚園に比べると、保育時間が長く、幼稚園では受け入れの対象ではない、0歳児から入園することができるのが特徴です。入園は定員に空きがある場合に随時可能で、4月入園のみの幼稚園とは違い、年度の途中での入園となる場合もあります。公立の場合は、親の収入によって保育料が決められていることが多く、収入によっては保育料も高額になる場合もあります。
★小学校とは?
「小学校」は、日本国憲法の第26条に定められている義務教育の9年間のうち6年に当たる期間を過ごす初等教育機関です。ここでいう義務教育とは、子供が教育を受ける義務ではなく、親が子供に教育を受けさせる義務のことを指します。小学校は義務教育ですから、教科書は無償で配布されます。
小学校への入学の対象は、4月1日の時点で満6歳の子供です。
小学校も幼稚園と同様に国立、公立(市町村立)、私立の小学校があります。
国立小学校の場合は、選抜試験による合格者と附属の幼稚園からのエスカレーターで入学者を決定します。
国立小学校の場合は、通学地域や通学時間などに制限があることが多いです。
公立小学校は、学区と言われる地域ごとに設置されていて、国立や私立の小学校に進まない場合は、学区の小学校に通うことになります。
私立小学校は、国立小学校と同じで、選抜試験による合格者と附属の幼稚園からのエスカレーターで入学者を決定します。学校によっては、小学校に入学できればそのまま附属の中学校、高校、大学と進学できる学校もあり、そのような学校は人気が高く、「お受験」のための幼児教室や塾に通わせる親御さんも多いようです。
出典: 入園入学準備なび