「うちの子は、うまく園になじめるかしら…」「泣いたりしないかしら…」入園前のママは誰しも不安になるものです。初めて親と子が長い時間離れることになるのですから、不安がつきまといます。
園に入るということは、これまでにない大きな環境の変化。ときにはお子さんよりもママの方が大きな不安を抱えることもあります。
でも、これは誰しもが通る道。はじめから園に慣れることができるお子さんも、ママもいません。最初の数ヶ月は試行錯誤の連続です。でも安心してください。お子さんの環境に適応する力は驚くべきものです!あせらず、じっくりと、お子さんの成長を楽しむゆとりが必要です。
出典: まみたん園なび
幼稚園は子どもたちにとっては、新しい「生活の場所」になります。
初めて、大好きなお母さんやお父さんと離れることになります。
これまでは、何でも助けてくれるお母さんお父さん、さらにはおばあちゃん、、おじいちゃんがそばにいたのではないでしょうか。
でも「幼稚園」という新しい生活の場所に出ると、「一人でする」ということが求められます。
ということは、
生活にかかわることが一人でできるように準備することが必要になってきます。
少しずつ、家族みんなで協力しながら、心の準備を始めてみましょう。
お母さん、お父さんも協力して、早寝早起きの習慣を作りましょう。
毎日同じ時間に起きる、寝るということは、簡単なようで難しいものです。
親御さんの時間帯に合わせるのではなく、子供の時間帯を考え、
生活リズムを作るために、毎日同じ時間に起床しましょう。
幼稚園に通い始めると、毎日同じリズムの生活が始まります。
早めに一週間のリズムをつけてあげましょう。
① 早寝早起き
朝は7時起床、夜は遅くても9時には就寝する習慣を目標にしてみましょう。
② 着替え
園に入園すると、着替えをする機会が増えます。
制服を着用して登園
⇒スモッグに着替える
⇒体操服に着替える
⇒帰りに、もう一度制服に着替える
色々な大きさのボタンを留めたり、外したり、靴下をはいたり、脱いだり、靴の着脱もあります。
こどもは何でも時間がかかります。
これは当たり前でのことなんですが、急いでいる時などはついつい手を出してしまいがちですよね?お母さん、お父さんが我慢の時です。
最初は慣れた自分のお洋服から、
そして制服などの受け渡しが終わったら、実際の制服を使って練習して見ましょう。
③ お返事
お名前を呼ばれたら、大きな声でお返事できますか?
自分の名前を呼ばれたら、大きな声でお返事出来るように練習しておきましょう。
④ 挨拶
おはようございます。
こんにちは。
さようなら。
いただきます。
ごちそうさまでした。
ありがとう。
お母さん、お父さんが日頃から使っていると、子供は自然と挨拶ができるようになります。
家族みんなで、明るく、元気よく挨拶する習慣を心がけましょう。
できれば、次のこともチェックして見ましょう。
⑤ トイレ
おむつはとれていますか?
ひとりでできるかな?
尿意・便意を人に伝えることができますか?
月齢差もありますが、おむつが取れていないまま入園する場合も珍しくはありません。
でも、できれば入園前にひとりでできるようになっていたほうがよいでしょう。
⑥ 食事
お箸は使えますか。
スプーン・フォークは使えますか。
お弁当箱は一人で開けることができますか。
水筒はひとりで開けて、のむことができますか。
幼稚園によっては、スプーン・フォークが禁止という園もあります。
「できる限りお箸使用」という園も少なくありません。
入園前のこの機会を、お箸の練習期間にしてみましょう。
また、一人でお弁当箱を開けて、ご飯を食べる
ということは3歳の子供にとってはなかなか難しいものです。
入園前には、使用する予定のお弁当箱を使って、実際にお弁当を作って、
自分で開けて⇒食べる⇒お弁当片づける
という練習も何度か行ってみましょう。
お母さんも、どんな物なら一人で食べやすいのか、参考にしてみましょう。